仕事で熱狂しちゃいけない、なんてない。

LIFULL HOME'S事業本部 サービス企画マネジャー 三枝 由里 LIFULL HOME'S

ソーシャルエンタープライズとして事業を通して社会課題解決に取り組む株式会社LIFULLには、業界の常識を変えたい、世の中に新しい仕組みをつくりたい、という高い志をもつ同志たちが集まっています。

LIFULLの描く未来の実現や個人が解決したい社会課題への取り組みなど、多様なLIFULLメンバーのこれまでの「挑戦」と「これから実現したい未来」を聞く、シリーズ「LIFULL革進のリーダー」。今回はLIFULL HOME'S事業本部においてサービス企画マネジャーとして活躍する三枝 由里に話を聞きます。

LIFULL HOME'S事業本部 サービス企画マネジャー 三枝 由里|LIFULL STORIES

2009年に新卒でLIFULLに入社し16年目。分譲マンション領域のプロダクトに関する企画を取りまとめるユニットのリーダーを務める一方で、育児にも奮闘する三枝由里。人を安心させる柔らかい雰囲気を持ちながらも、その実、ものすごい熱量で周りを巻き込みながら爆進する情熱系リーダーです。そんな三枝に、新しい発想とチームをまとめ上げる力量が必要になるサービス企画職の醍醐味とプロダクトへの愛について聞きました。

仕事だからっていつも常識的である必要はない。ときには周りが引くぐらい熱狂しながら仕事に取り組んだっていい!いいと思うことを思い切りやる、をモットーに“心からの安心と喜びが得られる社会の仕組み”を提供していきます。

チームメンバーと共に新たな価値を創る!

――現在の仕事内容について教えてください。

LIFULL HOME'Sの分譲マンション領域のプロダクトに関するサービス企画部門にいて、住み替え検討者対して、マンション購入する上で価値のある情報を提供したりクライアントである不動産会社のニーズや困りごとを解決する企画考えて、サービス開発したり、Web以外の広告商品も企画しています。

分譲マンションは、最先端の技術を取り入れ、耐震性などの安全面にもこだわった完成度の高い住宅である点や、街づくりを担うというスケールの大きさに魅了されました。クライアントであるマンションデベロッパーの方がたはみなさん物件1つひとつに想い入れが強く、その価値を住み替え検討者に伝えることを大事にしています。 私たちもマンションの特性を理解し、住み替え検討者にその魅力を伝えた上でぴったりな住まいを見つけることができるようにしたいと思っています。

「常に革進することで、より多くの人々が心からの『安心』と『喜び』を得られる社会の仕組みを創る」というのがLIFULLの経営理念ですが、分譲マンションはまさにそれを体現していると感じるため、この領域に携われることを誇りに思っています。

――三枝さんはお子さんがいらっしゃると伺っていますが、仕事と育児の両立は大変じゃないですか?

うちの会社はもともと子育て世代が多く、私も先輩たちが育児をしながら働いている様子を見てきたので、仕事と育児の両立に対して大きな不安はありませんでした。実際、自分が好きで得意な領域を任せてもらっていることもあり、楽しんでやっています。現在の部署は7名の組織ですが、みんな協力的でチームメンバーに恵まれているなと感じています。

――チームの目標、ビジョンを教えてください。

分譲マンション領域の事業成長です。2020年以降取り巻く環境が大きく変わり、私たちも大きく変わることが必要になってきています。時代に適応し、住み替え検討者と不動産会社のニーズを読み取り、新しい価値を生み出していきたいと思っています。簡単な道のりではありませんが、好きな領域なので楽しみながら取り組んでいます。

――ミッションにおいての課題は何ですか?

内部的な課題としては、ここ数年、プロダクトが進化し続けてるので、過去の担当者の意図を紐解きながらサービスを見直しているところです。そのために、サービス企画職だけでなく、ずっと分譲マンションサイトに向き合ってきたエンジニアやデザイナー、マーケティング職や営業スタッフにも話を聞きながら、残すべきもの、変えるべきものを精査しています。その上で、クライアント価値を感じるものをより多く提供できるビジネスモデルに変えること、ユーザーにとってあると嬉しい情報を伝える新しい企画づくりにもチャレンジしています。

子育てで得た「優しい目線」を仕事にも生かしたい

――これまで働いてきた中で、一番喜びを感じたエピソードはありますか?

2016年に、LIFULL HOME'Sユーザーにとって最も重要な物件情報ページのリニューアルに携わました。当時、分譲マンションサイトの物件ページは複雑で、知ってもらいたい情報が載ってはいるがあまり見てもらえていない状況でした。そこで、膨大な情報量をもっと分かりやすく伝えたい考え、競合サイトはもちろん、情報量が多いが分かりやすいサイトがないか業界・ジャンルを問わず100以上のサイトを見てして研究し、リニューアル案のプロトタイプを制作しました。その時は、周りから「そんなに調べるの!?」と言われましたが、楽しくてやりがいがあり、夢中になりましたその結果、精度の高い物件ページに仕上がり、実装後すぐにユーザーにも定着通常ローンチ後半年から1年ほどかかるリニューアルを約1カ月で終えることができたんです。このリニューアルで、伝えたい情報がきちんとユーザーに届くようになりました。このアプローチはその数年後に実施した他のリニューアルプロジェクトにおいても、コンスタントに成果を繋げることができるようになりました。

――仕事を通して成長を感じたことはありますか?

仲間と一緒にチームで仕事をする中で、日々成長させてもらっています。プロジェクトの振り返りや目標設定や評価の場、毎週の1on1など自分を見つめ直す機会は人と人との関係性の中にあるし、いろんな人との出会いによって刺激や学びをもらいながらLIFULLで16年過ごしてきました。あと最近だと子どもが生まれたことが大きかったです。なんていうか、生きているだけで嬉しいじゃないですか。見守っているうちに、子どもがご飯を食べられるようになったり、歩けるようになったり、トイレに行けるようになったり、しっかり成長しているんです。自分のチームやメンバーたちに対しても同じように成長を喜ぶ視点を持てたらいいな思っています。「ここに一緒に集って仕事をしているだけで仲間じゃないか」、みたいな。

「やり過ぎってよく言われます(笑)」

――これから挑戦してみたいことはありますか?

将来的には、教育や子育てに関する課題にも取り組んでいきたいです。うちの子はかなり個性が強いタイプなので、つい人と比較してしまったり自立できるのか不安になったりすることもあります子育てをする環境改善に取り組むことは自分のためにもなるし、ひいては他の人のためにもなることだから、いつか取り組んできたいと思っています。

――最後に、三枝さんの「しなきゃ、なんてない。」をお聞かせください。

やり始めるとサービスのことを考えたり、新しい企画を考えたりをとことん突き詰めるので、上司にはよく「やり過ぎだよ(笑)」って言われます。言われて初めて「あ、ここら辺で線引きした方がいいのか」気付くこともちょこちょこあって。ただ、なんか自分の中でうまくいかないと感じる時は自分で無意識にブレーキをかけていることも多く、そんな時は意識してブレーキを外したりしていますそうすると、自分らしくうまくいくんです。やり過ぎるのが私のスタイルなのかな(笑)。周りを巻き込んで迷惑をかけることがあるかもしれないけれど、それが社会やチームのためになるなら続けていきたいなと。これからも自分を鼓舞していくために、私の「しなきゃ、なんてない。」は、「仕事で熱狂しちゃいけない、なんてない。」です。

 

LIFULL HOME'S事業本部 サービス企画マネジャー 三枝 由里|LIFULL STORIES
Profile LIFULL HOME'S事業本部 サービス企画マネジャー 三枝 由里

2009年新卒採用でネクスト(2017年にLIFULLに社名変更)に入社。賃貸物件の営業部に配属されるも2年後にCS(カスタマーサービス)部門へ移動。初めて分譲マンションに関わり、1日何十件もサイトを見ているうちに分譲マンションの魅力に気付く。その後、分譲マンションの物件情報更新チーム、分譲マンションの営業企画部を経験し、企画職の希望を伝えたところ少しずつチャンスがもらえるように。デジタルマーケティングの企画など様々な経験を積み、2023年より分譲マンション領域のプロダクトユニットの責任者を務める。

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