2025年に最も読まれた記事ベスト9
今年2025年もLIFULL STORIESでは、様々な既成概念に「?」(問い)を投げかける「しなきゃ、なんてない。」が公開されました。今回はその中でも「2025年に最も読まれた」9記事をご紹介します。どの記事にもきっと「!」な気付きがありますよ。どうぞお見逃しなく。
THE MOST READ STORIES 2025
1. 経済愛好家・肉乃小路ニクヨが語る!貯金と投資のリアルアドバイス|新生活のお金のコツ
いま人気の経済愛好家、肉乃小路ニクヨさんが、新社会人の「お金」に関するリアルな悩み・質問に、具体的な例を示しながら実践的に丁寧に答えてくれました。
2024年から新NISAがスタート。そしてデフレからインフレへと経済の潮目が変わりそうな今、人々の「お金」への関心が、いつになく高まっています。とはいえ、新社会人たちには、まだまだお金に対する知識も少なければ、稼げる金額だって少ないのが現実。そこでニクヨさんが、若くてお金がなかった頃のご自身を振り返りつつ、そこにお金のプロとしての長年の経験とノウハウを加味しながら、「お金についてはこう考えなさい!」と指南してくれました。ここには、明日からでも生かせるタメになる話がギッシリ詰まっています。
2.家賃を払わなきゃ、なんてない。―感謝が家賃の代わりに!?移住のスタートを支える新しい共同住宅の仕組みとは。― 中村真広 島原万丈
神奈川県相模原市で、暮らしに「バグ」を生み出す「虫村(バグソン)」を営む中村真広さんが、賃料設定がなく、モノや体験で支払う共同住宅をスタートさせました。その背景にある“感謝経済”という異色の思想に迫ります。
中村さんが「実験場」と称するこのバグソンは、コミュニティや住居に対して人々が抱いている既成概念を覆すものばかり。例えば「ガス・水道・電気といったインフラはお金で買うもの」という常識に「オフグリッド(それらを自給自足する)」という概念で立ち向かい、「家族はそれぞれ単体で生きるもの」という常識には「拡張家族」という考え方を投げかけ、そして今度は「住居の貸し借りには賃料が発生する」という常識に「感謝経済」で営む共同住宅で挑もうとしています。中村さんの、そんなユニークな発想とそれを形にしていくパワフルな行動力からは、これからも目が離せません。
3. 性別を決めなきゃ、なんてない。 ―聖秋流(せしる)―
もはや殿堂入りの人気記事です。SNSの総合フォロワー数が95万人を超えるという人気ジェンダーレスクリエイター・聖秋流(せしる)さんが、自分と同じ悩みを抱える若者たちのために語ってくれた、“自分らしく生きる秘訣” 。
近年「ジェンダー差別」は、数ある社会課題の中でもとりわけ大きく取り上げられるようになり、それに伴って多様なセクシュアリティへの理解が進んできたといわれています。しかし中学時代に性別に対する違和感を持って以来、コンプレックスを抱えて生きてきた聖秋流さんは今も、「当事者からすれば、まだ全然理解されていない」と感じています。高校時代にSNSを介してカミングアウトした聖秋流さんが目指すのは、「カミングアウトという言葉すらなくなるくらい、多様な生き方が当たり前な世界」なのです。
4.つらくてもここで頑張らなきゃ、なんてない。 ―日本から逃げた「インド屋台系YouTuber」坪和寛久の人生のポジティブ変換術―
失敗続きの日々に苦しんでいた坪和寛久さんは、ある時日本から「逃げ」ました。しかし逃げ込んだ先のインドで成功体験を重ね、今はYouTuberとして活躍しています。坪和さんの「人生を逆転させる極意」とは?
「この道ひと筋」とか「石の上にも三年」などという言葉・考え方が重んじられてきたこの国で、いったん始めた何かを途中で投げ出して「逃げる」のは容易なことではありません。しかし坪和さんは、29歳で日本を抜け出してインドへ逃げ込むことで、自分らしい生き方を見つけたのです。彼は「日本に居場所がなくても、世界中に目を向ければ、どこかの国に居場所が見つかるはず。その場所へ逃げちゃえばいいんです」と言い放ちます。「逃げる」ことで、見事に人生を逆転させた坪和さんの生きざまは、特にこの国の考え方やシステムの中で生きづらさを感じている方には、たくさんの示唆を与えてくれることでしょう。
5. お金なし、障がいあり、毒親付きでは大成できない、なんてない。―困難な環境をものともせず教育で人生を切り開き幸せを満喫する「フォーサイト」経営者山田浩司さんの逆転の半生―
貧乏で、ヤクザが出入りするような家庭に生まれ育った山田浩司さんは、その才覚と努力で人生を「負」から「生」へと逆転させました。今は教育界で活躍する山田さんの、劇的な半生がここにあります。
高偏差値の高校や大学に進む生徒は、その多くが高所得家庭の子弟であることは広く知られています。それは幼い頃から入学試験に備えて塾や予備校に通い続けるためには、経済力が必要になるから。しかし山田浩司さんは、お金のない家に生まれました。ただ彼は、類まれな才覚と努力を惜しまない気質を持ち合わせていました。“親ガチャ”を超えて名古屋大学に進んだ彼は、やがて難関資格取得を目指す人たちのための通信講座予備校を興し、圧倒的な合格率を誇るまでに育て上げます。「お金なんかなくても、欲しいものを手に入れる方法はいくらでもある」と豪語する山田さんの、その型破りな半生をぜひ覗いてみてください。
6. 災害対策で必要なのは備蓄だけ!?|防災心理学・木村玲欧教授に聞く「心の災害」7つのポイント
災害大国日本。そこに住む私たちが考えるべきことは「災害への備え」だけではありません。「実際に被害に遭った時」のために心に留めておくべきことは何か?兵庫県立大学の木村玲欧教授が教えてくれました。
2025年も、1月の日向灘に始まって、6月・9月のトカラ列島、12月の青森県東方沖まで、地震被害が相次ぎました。地震以外にも、8月の大雨や、9月の台風15号による水害・竜巻など、災害を数え挙げれば枚挙にいとまがありません。それに対して私たちは、「災害への備え」について思いを巡らす機会はあっても、「災害に遭ったときの対応」について考える機会は少ないのではないでしょうか。木村教授が今回教えてくれた7つの項目はいずれも、災害と常に隣り合わせの状況で暮らしている私たちにとって、必ず一度はしっかりと向き合って考え、いつも頭の隅に置いておくべき“常識”に違いありません。
7. 白髪は染めなきゃ、なんてない。-近藤サト―
“白髪は染めるもの”という既成概念を覆してグレーヘアを貫く近藤サトさん。一方で「染めるのも染めないのも、誰かに強要されるべきではない」と語る彼女の、エイジング(老化)への向き合い方とは?
人は皆、老いる。だからエイジングは、誰もが避けて通ることのできない問題ですが、対応の仕方は人それぞれです。老いを受け入れようとする人もいれば、それに抗おうとする人もいます。果たしてエイジング問題に正解はあるのでしょうか?近藤さんは、自らの体験を通して語りながら、「けっして頑張り過ぎないでほしい」という言葉とともに、エイジングに対するいくつかのヒントを挙げてくれました。彼女の「年齢の呪縛から自由になる」生き方・考え方は、老いを感じ始めた人ばかりでなく、「今日は昨日よりも老いている」すべての人が参考にすることのできる話です。
8. ペットロスの苦しみと受け入れ方|11歳の愛猫を亡くした猫ライターの体験談
猫ライターを生業とし、ペットの死に関する知識は十分持ち合わせているつもりだったのに、自らの愛猫の死によって、それがただの「つもり」だったことを思い知らされた古川諭香さんが、そのペットロス体験を語ってくれました。
ペットは大切な家族の一員。そして、生きとし生けるものには「死」がつきまといます。ペットロスの苦しみにはまた、周囲に伝わりにくいという側面もあります。猫ライターとして活躍し、ペットとの暮らしはもちろん、その死にも数多く触れてきた古川さんでしたが、自らの愛猫が死に直面した時には、それまでとは違った思いが押し寄せてきたといいます。私たちはペットの死とどう向き合い、そして自身は、ペットロスから自らの心をどう守ればいいのでしょうか?猫ライター古川さんが、ペットと暮らす全ての人に向けて語る「ペットロスの苦しみを緩和するポイント」とは?
9. 68歳で“新人”になった。「老卒採用者」1年目のリアルな声を聞く
新卒採用ならぬ「老卒採用」というユニークな募集に応募して、68歳でLIFULLに入社した宮川貫治が、新人として1年間働いてみて感じた歓び・驚き・戸惑いについて、赤裸々に語りました。
長年にわたって少子高齢化が続いてきたことで、今や日本は「超高齢社会」。一方でこの国はまた、労働者人口が年々減り続けることによる「人手不足」という問題も抱えています。これらの課題の解決策の1つと考えられるのが「高齢者雇用」です。まだまだ積極的に取り組む企業は限られているとはいえ、「人生100年時代」を迎えて高齢者雇用が今後増加していくことは間違いなさそうです。そんな中、68歳の新人宮川のこのリアルな経験談は、定年が視野に入って来た人や、間もなく迎える人、そして既に迎えた人にとっても、耳を傾けてみる価値のある話かもしれません。
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叶えたい!が見えてくる。
LIFULL HOME'Sは一人ひとりに寄り添い、本当に叶えたい希望に気づき、新たな暮らしの可能性を広げるお手伝いすることで、住まいの社会課題解決に取り組みます。 -


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LIFULL HOME’Sのネットワークを生かし、不動産業界に精通したコンサルタントが質の高いマッチングを実現し、転職活動をサポートします。 -
「子育て」と「仕事」をHAPPYに!
ママが子育てと仕事を両立しながら、スキルアップできる「ママの就労支援事業」を運営しています。女性が働きがいを持って活躍できる社会を創造していきます。 -


「どこでも、すぐに、住みたくなる心地よさ。」
帰りたい景⾊に、住もう。暮らしたい⼟地で、過ごそう。それは、住宅をもっと⾃由にする、これまでにない建てかた。あらゆる場所にたった一日で、ぬくもりの空間を。
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2025/08/07暮らしと心のゆとりのつくり方 〜住まい・お金・親の介護のこと〜独り暮らし・資産形成・親の介護など、人生の転機に必要な住まい選び・不動産投資・介護の知識をわかりやすく解説します。
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2025/03/06仕事の悩みへの対処法:人生の先輩からのヒント転職やキャリアチェンジ、キャリアブレイクなど、働き方に関する悩みやそれに対して自分なりの道をみつけた人々の名言まとめ記事です。
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2020/10/22元の働き方に戻らなきゃ、なんてない。【後編】尾原 和啓 -
2022/02/22コミュ障は克服しなきゃ、なんてない。吉田 尚記人と会話をするのが苦手。場の空気が読めない。そんなコミュニケーションに自信がない人たちのことを、世間では“コミュ障”と称する。人気ラジオ番組『オールナイトニッポン』のパーソナリティを務めたり、人気芸人やアーティストと交流があったり……アナウンサーの吉田尚記さんは、“コミュ障”とは一見無縁の人物に見える。しかし、長年コミュニケーションがうまく取れないことに悩んできたという。「僕は、さまざまな“武器”を使ってコミュニケーションを取りやすくしているだけなんです」――。吉田さんいわく、コミュ障のままでも心地良い人付き合いは可能なのだそうだ。“武器”とはいったい何なのか。コミュ障のままでもいいとは、どういうことなのだろうか。吉田さんにお話を伺った。
「しなきゃ、なんてない。」をコンセプトに、読んだらちょっと元気になる多様な人の自分らしく生きるヒントやとらわれがちな既成概念にひもづく社会課題ワードなどを発信しています。