LIFULL STORIES編集部員が選ぶ、心に残った記事5選-2024年春-
今回は、直近の1年の間に公開した記事の中からLIFULL STORIES編集部員の心に残った記事と、どんな点が印象的だったのかを教えてもらいました。日々、「しなきゃ、なんてない。」という視点を得られる人や社会課題ワードなどをああでもないこうでもないと考え、生み出した記事からピックアップした選りすぐりの5記事をぜひ、お読みください。
コートに出れば、年齢は問われない
勝負の世界に生きるプロの考え方は非常にシンプルなだけに本質的で、組織の中で生きる社会人にも適用できる面があると感じました。一つの目標やビジョン達成のために集まるチームであれば、一人一人のバックグラウンドの違いに捉われるのではなく、達成のために必要な行動やコミュニケーションを取ればいい。それ以外に、裏を読む必要もないのだと考えるとむしろ清々しく、挑戦心が沸き上がってきます。(編集長M)
交渉には対案がセット。可視化・言語化で働きやすい職場を自らつくる
国や会社が変わるのを待つだけでなく、自ら働きかける姿勢が必要、交渉には対案をセットにして。できないことを嘆くのではなく、どうしたらできるのか?そのためには何が必要か?を考え、行動することが自分のため、社会のためになるのだと改めて気づかされました。(編集員A)
その場限りのアクセシビリティではなく、その先まで
「普通」とは何か、そして、私たちの持つ「普通」の価値観が他者を排除する可能性があることに気づくことができる記事でした。多様な価値観をそれぞれ認め合い、互いの存在を尊重することの必要性を改めて感じました。(編集員Y)
全ては「働きやすさ」のため。細かなルールが従業員同士の争いや不安をなくす
コロナ禍を経て「働き方」にも多様な価値観が生まれてきた中で、あえて「ルールを細かくする」という“働きやすさ”とは逆行しそうなところを、200種類を超えて細かく緻密な設計で、とても素敵な取り組みをされているなと印象的でした。自分も「旅行土産の持ち込み禁止」は非常に共感したルールだったりします(笑)(元編集員D)
自分がその仕事に向くか向かないかっていうのは正直いろいろやってみないと分からない
秋葉さんの「自分に向かないと思う仕事でもまず『120%』の努力をしてみる」という言葉にすごく共感しました。どんなことをしていても「自分には向いてないかも」と思う瞬間は、誰にでもあって、自分の努力で乗り越えてからこそ気づく何かがあると思います。やり尽くすことに後悔はなし!(SNS担当H)
常駐編集員は3名。それ以外にも外部の編集者やライターさん・フォトグラファーさん、LIFULL公式SNS担当者や画像を作ってくれるデザイナーさんなどたくさんの仲間たちとより魅力的なコンテンツを作るために日々ディスカッションをしながらLIFULL STORIESの運営に励んでいます!
みんなが読んでいる記事
-
2023/02/07LGBTQ+は自分の周りにいない、なんてない。ロバート キャンベル
「『ここにいるよ』と言えない社会」――。これは2018年、国会議員がLGBTQ+は「生産性がない」「趣味みたいなもの」と発言したことを受けて発信した、日本文学研究者のロバート キャンベルさんのブログ記事のタイトルだ。本記事内で、20年近く同性パートナーと連れ添っていることを明かし、メディアなどで大きな反響を呼んだ。現在はテレビ番組のコメンテーターとしても活躍するキャンベルさん。「あくまで活動の軸は研究者であり活動家ではない」と語るキャンベルさんが、この“カミングアウト”に込めた思いとは。LGBTQ+の人々が安心して「ここにいるよと言える」社会をつくるため、私たちはどう既成概念や思い込みと向き合えばよいのか。
-
2021/05/27ルッキズムは男性には関係ない、なんてない。トミヤマユキコ
大学講師・ライターのトミヤマユキコさんは、著書『少女マンガのブサイク女子考』でルッキズムの問題に取り組んだ。少女マンガの「ブサイクヒロイン」たちは、「美人は得でブサイクは損」といった単純な二項対立を乗り越え、ルッキズムや自己認識、自己肯定感をめぐる新たな思考回路を開いてくれる。トミヤマさんの研究の背景には、学生時代のフェミニズムへの目覚めや、Web連載に新鮮な反応を受けたことがあったという。社会のありようを反映した少女マンガの世界を参考に、「ルッキズム」「ボディポジティブ」について話を伺った。
-
2024/08/27「インクルーシブ教育」とは?【後編】障がいや人種、性別の違いを超えて学び合う教育の海外事例と特別支援教育の課題を解説
インクルーシブ教育とは、障がいや病気の有無、国籍、人種、宗教、性別などの違いを超えて、全ての子どもたちが同じ環境で学ぶ教育のことです。日本の教育現場では、インクルーシブ教育の浸透が遅れていると言われています。この記事では、「共生社会」の実現に欠かせない「インクルーシブ教育」について解説します。
-
2018/10/05目が見えないと写真は撮れない、なんてない。大平 啓朗
大学院生だった24歳の時、事故で失明し全盲となった大平啓朗さん。それからも、子どもの頃から好きだった写真を撮り続けている。聴覚や嗅覚を研ぎ澄まし、音や匂いを頼りに、心が動いた瞬間を切り取る。だから、自らを写真家ではなく、“写心家”と名乗る。撮った写真を人が見て喜んでくれるのが何よりの喜び。そう、視覚を失っても、写真は撮れるのだ。
-
2019/07/26所有や定住が人生を豊かにする、なんてない。佐々木 典士
“モノ”を大量に所有するマキシマリストを経て、その対局にあるミニマリストとしての生き方を知ったことで、人生を豊かに大きく転換させた人物がいる。現在は、日本からフィリピンの地に身を移し、ミニマリストとしての人生そのものも更新し続けている佐々木典士さんだ。今回のインタビューでは、彼自身の生き方そのものを変えることになったきっかけやその背景などを掘り下げた。
「しなきゃ、なんてない。」をコンセプトに、読んだらちょっと元気になる多様な人の自分らしく生きるヒントやとらわれがちな既成概念にひもづく社会課題ワードなどを発信しています。