地方ではやりたいことができない、なんてない。 「SAKURA CHILL BAR by 佐賀」オープン
LIFULLは、さが県産品流通デザイン公社とコラボレーションし、桜を楽しみながら佐賀県の日本酒を楽しめるバー「SAKURA CHILL BAR(サクラチルバー) by 佐賀」を、東京・表参道に3月22日(金)より10日間限定でオープンします。オープン前日の3月21日(木)には、「佐賀×LIFULL サクラチルバー発表会」を開催。佐賀県出身で「佐賀市プロモーション大使」であるタレントの優木まおみさん、佐賀県の山口祥義知事、佐賀県クリエイターの冨永ボンドさん、パーティークリエイターのアフロマンスさんが、地方での暮らし方や、空き家活用の魅力をトークセッションで語りました。
トークテーマは「佐賀での暮らし。」
冨永さんの空き家を活用したアトリエは、まさに地方だからこそできる暮らし方。
トークテーマとなったのは地方創生事業を行うLIFULLにちなんで、佐賀での暮らし、魅力について。佐賀県にご実家がある優木さんは「月に一度くらい家族と実家に帰るのですが、行くたびに佐賀の魅力を発見できるので実家に帰るのが楽しみです」とコメント。また、現在2歳と4歳になるお子さんについて、「子どもの成長を両親に見せられるのも、実家に帰るときの楽しみの一つです」と語りました。
一方、佐賀県に移住し、空き家を活用したアトリエで「ボンドアーティスト」として活躍する冨永さんは、「僕はアーティストとしての活動もあるので、作業スペースの広さを重視していました。今のアトリエの広さは300坪。好きに改造をしていい物件なので自分好みの空間にアレンジしています」と地方での空き家活用の魅力を語りました。
最後に、主催である佐賀県の山口知事から「SAKURA CHILL BAR (サクラチルバー)by 佐賀」について、「桜を楽しみながら佐賀の名産品を味わっていただける春らしい素敵な空間になっています。ぜひ多くの皆様に佐賀の魅力を堪能していただきたいです」とコメントがありました。
LIFULLからは執行役員の伊東が登壇し、「LIFULL地方創生」の取り組みを紹介。
LIFULLは、空き家再生を軸とした地方創生事業に力を入れています。本イベントも、地方での暮らしや空き家を活用した新しいライフスタイルの可能性をひとりでも多くの方に感じてもらいたいという思いで、佐賀県との共同開催に至っています。
執行役員の伊東から、「LIFULLでは、2018年より、全国の自治体に共通の空き家プラットフォームを無償提供し、LIFULL HOME'S空き家バンク」を運営しています。これまで市区町村ごとにバラバラだったシステムを統一し、誰もが全国の空き家情報を検索できるようになりました。そのほか、空き家活用の担い手となる人材育成、空き家活用の資金調達支援などトータルサポートを行い、全国で4つの都市と地域協定を結び、それぞれの地域で空き家を活用した地域おこしを行っています」とLIFULL地方創生事業を紹介。
さらに、「LIFULL HOME'S空き家バンクでは、冨永ボンドさんのように空き家を探して移住したいという方にはとても便利に使っていただけますし、農地付きや店舗付きの物件も紹介しています。LIFULLとしても空き家の活用を進めていて、空き家をシェアハウスとして活用し、空いている部屋を民泊に貸し出すというハイブリットなモデルや、今年夏ごろには、お屋敷のような古い古民家を改修し、民泊だけでなく食事を楽しめるような施設もオープンする予定です」と具体的な取り組みをお伝えしました。
発表会概要
開催日:2019年3月21日(木曜・祝日) 13:00~13:30
場所:IKI-BA in COMMUNE 2nd (東京都港区南青山3丁目13 )
登壇者:株式会社LIFULL 執行役員 伊東 祐司
ゲスト:優木 まおみさん、山口 祥義知事、冨永 ボンドさん、アフロマンスさん
GUEST
優木 まおみ
バラエティー番組や情報番組のMC、女性誌のモデルなど幅広く出演するマルチタレント。最近では、報道番組のコメンテーターを務めるなど活躍の場を広げている。2013年結婚、2014年4月第1子出産(女の子)、2017年1月第2子出産(女の子)を経て妻として母としても日々成長中。
山口 祥義
東京大学法学部卒業後、旧自治省入省。内閣安全保障・危機管理室では災害現場の最前線を指揮。過疎対策室長として過疎問題に正面から取り組み、秋田県、鳥取県、長崎県など地方自治体での豊富な経験を有す。JTB総合研究所、ラグビーW杯2019組織委員会、東京大学教授など民間等でも活躍。2015年1月佐賀県知事に就任。
冨永 ボンド
300坪の巨大アトリエ「ボンドバ」を拠点に佐賀県多久市のまちおこしプロジェクトを手掛ける傍ら、パリのギャラリーと契約し海外でも活躍する”グローカル”アーティスト。つなぐ(接着する)を創作テーマに、木工用ボンドを使って抽象・半抽象的なアートを描く。ライブペイントや壁画創作、アートセラピーなどで幅広い分野で活躍中。
「LIFULL地方創生」について
LIFULLは、不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」の運営を基幹事業とし、現在は、空き家再生を軸とした日本の新しいライフスタイルを提案する地方創生事業に力を入れています。全国の自治体に共通の空き家プラットフォームを無償提供し、誰もが全国の空き家情報を検索できる「LIFULL HOME’S空き家バンク」を運営。その他、空き家活用の担い手となる人材育成、空き家活用の資金調達支援などトータルサポートを行い、全国4都市(福井県鯖江市、岩手県釜石市、宮崎県日南市、岡山県総社市)との地域連携協定締結により、それぞれの地域で空き家を活用した地域おこしを行っています。
120万枚の桜の花びらに埋もれる体験型インドアお花見。
桜を楽しみながら佐賀県の日本酒を楽しめるバー「SAKURA CHILL BAR(サクラチルバー) by 佐賀」
3月22日(金)より10日間限定でオープンする会場は、一足先に桜を楽しみながら佐賀の名産品を味わっていただける春らしい素敵な空間になっています。
佐賀の日本酒「佐賀ん酒」の新酒23銘柄、佐賀の名産おつまみ、佐賀県のいちごの新ブランド「いちごさん」を楽しめる他、本イベントで地方での暮らしをお話いただいた冨永さん等、佐賀県にゆかりのあるアーティストの作品を常設展示しています。
一足早い春と、地方での充実した暮らしを感じに、ぜひ足を運んでみてください。
Information
- 名称
- SAKURA CHILL BAR(サクラチルバー) by 佐賀
- 期間
- 2019年3月22日(金)~3月31日(日) ※10日間限定
- 営業時間
- 平日15:30〜21:45(L.O. 21:15)、土・日曜11:00〜21:45(L.O. 21:15)
- 会場
- IKI-BA in COMMUNE 2nd
- アクセス
- 東京メトロ「表参道駅」A4出口より徒歩2分(東京都港区南青山3丁目13 )
みんなが読んでいる記事
-
2024/10/2465歳で新しい仕事を始めるのは遅すぎる、なんてない。 ―司法試験にその年の最年長で合格した吉村哲夫さんのセカンドキャリアにかける思い―吉村哲夫
75歳の弁護士吉村哲夫さんは、60歳まで公務員だった。九州大学を卒業して福岡市の職員となり、順調に出世して福岡市東区長にまで上りつめるが、その頃、定年後の人生も気になり始めていた。やがて吉村さんは「定年退職したら、今までとは違う分野で、一生働き続けよう」と考え、弁護士になることを決意する。そして65歳で司法試験に合格。当時、最高齢合格者として話題になった。その経歴は順風満帆にも見えるが、実際はどうだったのか、話を伺った。
-
2023/09/12ルッキズムとは?【前編】SNS世代が「やめたい」と悩む外見至上主義と容姿を巡る問題
視覚は知覚全体の83%といわれていることからもわかる通り、私たちの日常生活は視覚情報に大きな影響を受けており、時にルッキズムと呼ばれる、人を外見だけで判断する状況を生み出します。この記事では、ルッキズムについて解説します。
-
2022/02/03性別を決めなきゃ、なんてない。聖秋流(せしる)
人気ジェンダーレスクリエイター。TwitterやTikTokでジェンダーレスについて発信し、現在SNS総合フォロワー95万人超え。昔から女友達が多く、中学時代に自分の性別へ違和感を持ち始めた。高校時代にはコンプレックス解消のためにメイクを研究しながら、自分や自分と同じ悩みを抱える人たちのためにSNSで発信を開始した。今では誰にでも堂々と自分らしさを表現でき、生きやすくなったと話す聖秋流さん。ジェンダーレスクリエイターになるまでのストーリーと自分らしく生きる秘訣(ひけつ)を伺った。
-
2023/02/27アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)とは?【前編】日常にある事例、具体的な対処法について解説!
私たちは何かを見たり、聞いたり、感じたりした時に実際にどうかは別として、「無意識に“こうだ”と思い込むこと」があります。これを「アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)」と呼びます。アンコンシャスバイアスによるネガティブな影響に対処するための第一歩は、「意識し、理解する」ことです。
-
2022/02/22コミュ障は克服しなきゃ、なんてない。吉田 尚記
人と会話をするのが苦手。場の空気が読めない。そんなコミュニケーションに自信がない人たちのことを、世間では“コミュ障”と称する。人気ラジオ番組『オールナイトニッポン』のパーソナリティを務めたり、人気芸人やアーティストと交流があったり……アナウンサーの吉田尚記さんは、“コミュ障”とは一見無縁の人物に見える。しかし、長年コミュニケーションがうまく取れないことに悩んできたという。「僕は、さまざまな“武器”を使ってコミュニケーションを取りやすくしているだけなんです」――。吉田さんいわく、コミュ障のままでも心地良い人付き合いは可能なのだそうだ。“武器”とはいったい何なのか。コミュ障のままでもいいとは、どういうことなのだろうか。吉田さんにお話を伺った。
「しなきゃ、なんてない。」をコンセプトに、読んだらちょっと元気になる多様な人の自分らしく生きるヒントやとらわれがちな既成概念にひもづく社会課題ワードなどを発信しています。
その他のカテゴリ
-
「結婚しなきゃ」「都会に住まなきゃ」などの既成概念にとらわれず、「しなきゃ、なんてない。」の発想で自分らしく生きる人々のストーリー。
-
個人から世の中まで私たちを縛る既成概念について専門家監修の解説記事、調査結果、コラムやエッセイを掲載。